お葬式

「0(ゼロ)葬」という考え方

家族を含め自分にまさかの事態がおこった際に迷惑をかけたくないという発想から「ゼロ葬」という考え方が話題となっています。その考え方と問題点についてまとめました。

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「0(ゼロ)葬」って何?:

 宗教学者・島田裕巳氏が2014年に出版した「0(ゼロ)葬儀―あっさり死ぬ」と題する書籍の中で死の究極の形である、「葬式も要らない」、「お墓も要らない」、「遺骨は火葬場で処分」という人達のための迷惑をかけない死に方入門として「0(ゼロ)葬」という考え方を提唱しています。

今の日本、人一人が死亡すると葬式だけで平均231万円、お墓の費用と合わせると平均500万円以上の費用がかかるそうです。

例えば、諸外国の葬儀費用、アメリカ=44万円、イギリス=12万円、ドイツ=20万円、とのことで、日本の葬儀費用の高さが突出しているのがお分かりいただけると思います。具体的には:

  • 棺はインターネットで買って、祭壇は自分で作ればいい。
  • 仏教式葬儀は時代にそぐわない。戒名も不要。
  • 遺体処理だけで十分。
  • ゼロ葬にすることで、遺骨の埋葬場所に悩む必要がない。
  • ゼロ葬にすれば、墓を守っていくとおう負担から解放される。
  • 墓があるから個人のことを思い出すのではない。

と、いささか過激な内容ですが、従来の常識・習慣にとらわれない最期の一つの形の提案が「0(ゼロ)葬」です。

本当に(ゼロ)葬は可能?:

東京、神奈川、千葉といった関東エリアは、火葬場の運営条例に「遺骨を持って帰る」旨が明記されているため、遺骨を置き去りには出来ないためゼロ葬は難しいのが現実。

しかし、元々遺骨の一部だけしか持ち帰る習慣しかない関西では「誓約書」を書くことで追加料金等無しで遺骨を全て置いて帰ってもOKとのことで、火葬式費用だけ負担すればゼロ葬は可能です。

ちなみに、関東の都内在住者が火葬だけした後、海への散骨を選んだ場合、

小さなお葬式・火葬式=148,000円に、最も費用負担の軽い「散骨に立ち会わない合同散骨」費用=100,000円との合計248,000円を負担すれば、ゼロ葬が可能ということになります。

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「0(ゼロ)葬」の問題点は?:

故人が「葬儀で迷惑をかけたくない」との気持ちから、葬式をせずに火葬式だけの簡単な葬儀を選択した場合、問題となるのが、

火葬を済ませた後で、故人の友人・知人から「ちゃんとお別れがしたかった」、「ご挨拶が遅れ、大変失礼致しました」等の電話や手紙、そして御香典が多数遺族の元に届き、遺族がその1つ1つに対応せねばならず、

「こんなに大変なことになるんだったら、小規模でも葬儀を行い、葬儀に関係することは一度で完結させてしまうべきだった」というケースがまま有るという点です。

人間、何十年も生きると、仕事関係や地域社会中でたくさんの柵が出来ます。

葬儀は単なる遺体の処理の場ではなく、親しかった人達が故人を見送ることが出来る場を提供するという意味もあります。

この点を踏まえ、自分が死んだら、少なくとも誰に死亡通知を送る必要があるのか、リストを作成しておくことが、残された遺族に対し、その負担を軽減するためにも最小限必要なことのようです。

「0(ゼロ)葬」と言う一つの考え方をきっかけに、自分らしい逝き方や葬儀のあり方について是非一度整理してみませんか?

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